相鉄のJR乗り入れと私鉄21社乗る話。
2019年11月30日、相鉄線西谷~羽沢横浜国大~JR武蔵小杉が開業した。
相鉄悲願の東京都心直結、しかしまさかのデータイム30分に1本、ついでに埼京線の快速運転区間短縮等、いろいろと変化した。(もっとも関西民なので関係ないのだが。)
で、今回注目するのは
相鉄へのアクセス手段が増えたこと。
一筆書きでの攻略をルールとした「大手私鉄&準大手私鉄計21社全てのる旅」において、相鉄は大きな壁だった。
本数の少なさから普段使いには全く向いていない同線も、21社旅にとってはこの壁を破る貴重な短絡線である。
直通開始前、相鉄には他線と接続する駅が海老名・大和・湘南台・横浜しかなかった。
よって鉄道のみで攻略する場合、新横浜での新幹線接続を加味すると、大和~横浜間は乗車必須だった。
また、小田急に大和まで乗ることも必須となり、かなりの大回りを強いられていた。
直通開始により、ここを短縮することができるようになる。
新宿→西谷で比較しよう。
距離11.1km、所要時間17分短縮している。
では、実際にルートに組み込むとどうなるか。
羽沢横浜国大を経由する21社旅の関東圏ルートの一例として、
(前回と同じ)→中井→新宿→下北沢→渋谷→中目黒→恵比寿→(羽沢横浜国大経由)→西谷→横浜→京急東神奈川/東神奈川→新横浜
を考えた。
中井新横浜間の所要時間を比較する。
(仲木戸駅は現京急東神奈川駅)
17分早く新横浜に到達できた。
乗換回数が増えたからか、見た目の距離の無駄は減ったにもかかわらず、17分しか変わらなかった。
結局、今回の乗り入れ開始は21社乗り継ぎ旅に大きな影響を与える、というほどではなさそうだ。
21社旅のルートは、まだまだ検討の余地がある。
この記事を書いている間にも、前回の旅は「新横浜→豊橋→名古屋→新大阪」ルートよりも、「新横浜→名古屋→一宮→笠松→羽島→新大阪」ルートのほうが新大阪着が早かった(しかも30分超)ことが発覚して、落ち込んでいる。
暇潰しに21社旅、ルート立案だけでも楽しいので、ぜひいかがだろうか。
新たなルートを見つけた場合、ぜひとも教えていただきたい。
といっても、する人はいないと思うが。